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(構想のみの会話文)
なぁ、お前俺のこと嫌いなの
…なんで
目は合わせねぇし、周りに人いないと逃げるし、…今だって鞄持とうとしてるだろコラ
い…いやこれは…
…どうなの。俺のことが嫌いならそう言…
そ、そんなことない!嫌いじゃない!むしろ好き…で…
…
…う…うわぁぁぁぁぁ!!(逃げる)
(私はうわぁぁぁぁぁだと思っているが、後に沖田に言わせればうぎゃぁぁぁぁだったと言う)
(その後再開、二人きり)
…おい
!!(下駄箱だったら靴落とす)
さっき(この前、昨日)の話だけど
…な、なに…
…俺もお前のこと、嫌いじゃないよ
……そう、それはどうも
………
………
…いや、終わり?
えっ、これ以上話を広げろと?
そうじゃねぇだろ。だからな、お前のことをな、嫌いじゃないって言ってんの
それは分かるけど
だから!…好きだって言ってんの
……そ…
何?
…それは…友達的な意味でじゃない…?
うん、じゃなくて
…そんな…嘘だ…
何が嘘なんだよ。お前はどうなの。俺は友達なの?
そんなわけない…ばかじゃないの…
じゃあ何?
…世界で一番かっこいいと思う…
……じゃあ俺と付き合って(付き合える?、付き合おう)
うん
よし、決まりな。俺もお前が一番かわいい(ほっぺチュー?)
終わる。
下書きフォルダから発掘しました。正にジャンク品。
私はいきなり小説を書き始めることが多いのですが、これは最初にちゃんと流れを書いたようですねぇ。
世界一~とは全く関係なく、別の話として書こうとしたのですが、後に世界一~が完成し話が被るなぁと気付きお蔵入りに(笑)
もう書く気力もないので、こちらに発表します。
・・・寧ろ誰か書き直してくれ(笑)
「俺は一生好きだ、とかいう言葉が嫌い。
ずっととか一生とか、その大きい括りが嫌いなんだ。
先の見えない未来を、ずっととか一生という言葉で纏めてしまって、しかもそんな不確かなものをさも確かなもののように言ってしまうことが信じられない。
世の中は予測出来ないことばっかり起こるもんだ、と俺は思う。
仮に明日隕石が落ちてきたって、地球が二つに割れたって、お前の目が見えなくなったって、俺が死んだって、言ってしまえば『予測出来なかったこと』というだけで、有り得ない話じゃないんだ。
俺は特に戦場で刀振ってる人間だから、いつ死んだっておかしくないって思ってる。お前だってそうだろ?今日死ぬかもって思った時があるだろ?
だから俺はそんなことは絶対言わない。
言わないけど、とりあえず今は好きだし、明日も好きだ。
一生とか永遠とか、そんな言葉使わなくたって、十分に気持ちは伝わると思ってる。だって大切なのは今だから。今俺がどう思って、お前がどう受け取るかが大事なんだ。
だからそれを毎日言うから、毎日会って、確かめあっていくってのはどう?」
「ばっかじゃないの」
「そんな真っ赤な顔で言ったって、説得力ないよ」
end.
私が会話文を書くとこうなるという例。苦手にしているのが一発でばれますね!
「ところで総悟、大晦日は万事屋のチャイナ娘と過ごさないのか?」
さっきまで土方さんと談笑していた近藤さんが、やけに勢いよく振り向くものだから、驚いて剥いていたみかんを落としてしまった。
中途半端に剥かれたみかんはこたつ布団から畳の上へ、ごろごろと転がる。
「あー…」
「はっはっはっ!総悟、照れなくてもいいんだぞ!」
立っていた近藤さんはみかんは拾ってくれた。そして俺の頭をばしばし叩きながら笑う。別に照れた訳じゃないし、おかしいことなんてないんだけど。
「クリスマスも仕事だったし、大晦日くらい一緒に過ごしてこい!」
「…いや、過ごす予定はないです」
「えっ!何で!?」
「何でって…休みだって言ってないから…」
近藤さんは俺の横で『言えよ~誘えよ~俺なんてお妙さんになぁ…』と悲しい思い出話を始めた。もう何度も聞いた話なので聞き流すことにする。
…――なんやかんやで恋人になれて一ヶ月くらい。そのうち会ったのは五日くらいか。
だって年末なんだもの。忙しいんだもの。クリスマスも仕事なんだもの。
本当はクリスマスも一緒に過ごしたかったさ。でも真選組の誰ひとり休んでない中で、『有休ください』とは言えなかったわけよ流石の俺も。嫁さんが出産間近だってのに仕事してる隊士もいるわけよ。俺が休みほしい理由は『彼女と会いたいから』な訳で、どー考えても無理な訳よ。
だから『休めない』『仕事だ』って、正直に伝えたのさ。22日の昼間、仕事中に万事屋に立ち寄って。
『…うん、分かった』
彼女にそうやって扉閉じられてみろ。眉下げて俯いたまま引き下がられてみろ。
ちょっとまじすげーショックだから。
いやいや俺が悪いんじゃなくて仕事が悪いの!
クリスマスだからって騒ぐ馬鹿が悪いの!
俺だって本当は、会いたいんだから!
…とは言えず、すごすごと戻ってきた俺の情けないこと。
そしてそのまま一度も会わず、仕事しかしていないまま年末に至るという訳である。
クリスマスに会えなかったから奇跡的に休みが取れた大晦日と新年を一緒に過ごそうって、言える俺ならどんなによかっただろう。
寂しいって、顔が見たいって、会いたいって。
でも俺は言えないのだ、それが。
「…ということでな、総悟。自分の好きな人と大切な日を過ごしたいっていうのは、当たり前のことだぞ」
思い出し泣きをした近藤さんが鼻声で語る。目頭を押さえて項垂れて。
『会える時に会っておけ、会いたくても会えない俺みたいな奴もいる…』…と徐々に声が聞き取れなくなってきたところで、今までこの部屋に居ながら一言も発さなかった土方さんが急に話し出した。
「…つまり総悟は会いたくないってことじゃねーの」
「えっ、そうなの?」
壁にもたれて煙草をふかしながら、嫌味な笑みを貼り付けて土方さんが言う。
「…そんなことはないです」
「じゃあ会いに行けばいいじゃねーか」
「いや土方さんに言われてから行くの嫌ですね」
「俺が言わなかったら会ってたのかよ」
サーセンこれで終わりです。
大晦日に向けて書く→ガキ使見てて年明ける→それでも正月中の完成を目指す→途中で上手く行かなくなる→やる気消える←今ココ
本当は二人は神楽ちゃんの誕生日以降に付き合っててクリスマスも会えなかったから記念日っつーかイベントを一緒に過ごしたことがなかったのでこの後沖田くんが大晦日一緒に過ごそうってお誘いに行く話でした。そして断られる話でした←
神楽ちゃんが断った理由は「紅白見たいから」「年越しそばは万事屋で食べるって決めてるから」で、「元旦の初もうでなら一緒に行けるアル…」(デレ)でした。
誰かァァァァ私の代わりにこの妄想具現化してェェェェ!!!!
※片思いとか失恋とか桜水は大好きだよ(=ラブラブじゃないよ)
「俺と、付き合ってください」
あ~、もういいか。
驚く程、静かな心境だ。
答えが決まっているとか気持ちが揺るがないとからそういったものとは真逆の意味で。
でも、諦めるというのとも、違う。
こんな状況だっていうのに心がこんな静かだってことは、私そんなにあいつのこと好きじゃないのかも。
その結論を出してしまう自分があまりに冷静で笑いそうになった。冷静なんじゃなくて、苛立ちも含んでいることも分かっていた。
もう冬じゃないか。私はセーラー服にカーディガンを羽織るようになった。あいつも学ランを着るようになった。出会った頃と同じように真っ黒な格好をして、男の癖に白い肌を際立たせて。
私があいつを好きになったのは、春じゃないか。出会った頃、黒い学ランと白い肌の意地悪そうに笑うあの男を好きになったのは、春じゃないか。もう何ヶ月も前、季節が二度も変わる前だ。
あれから何が変わっただろう。お互い顔と名前を認識するようになって、些細なことで口喧嘩をするようになって、それだけじゃ足りずに手足を交えた乱闘をするようになって、でもまた普通に会話をして、意外に気が合うところもあって、二人で悪戯をして大笑いすることもあって。
それは全部春の間に起こったこと。そして冬になるまで幾度も繰り返してきたこと。
なんにも、いつまで経っても進展していない。
「振られるのが怖い」だとか、「だから今のままでいい」だとか、私はもう思わなくなった。
それよりも苛立つ。私はあいつが好きで、だからずっと見ていた。そして或る嬉しくて悲しくて苛立つ結論に達してしまう。
あいつも私のことが好きなのだ。
時折自分に向けられる視線の意味だとか表情とか頬の色とか私が他の男と話した後の機嫌とか眉間の皺とか八つ当たりぶりなんかが、その結論に達した瞬間全て納得がいくのだ。
納得して、私は嬉しくなって悲しくなって苛立った。
だからこそ思う。「あ~、もういいか」と。
そして「この人と付き合ったら、あいつはどんな顔するかな」と、笑いそうになるのを抑える。
「…――いいよ」
「そうっすよね俺みたいな奴があの神楽さんと………え?」
「だから、いいよって言ってるアル」
目の前の、夏まで陸上部に居たという同級生は、自分で言ったくせに大層驚いた様子で「いいんですか!?」と繰り返す。
もう冬なのに、夏までの名残だろうか。あいつとは似ても似つかないほど肌の色が黒い。学ランの前をぴっちりと留めて、背筋を伸ばして私の前に現れた時点でそう思った。あいつとは微塵も似ていない。
「何、付き合う気もないのに告白してきたってことアルか?」
「いや、違うんです!もてもての神楽さんだし、誰が告っても速攻断るって聞いてたし、俺なんかがいいのかと!」
「うん、気が向いた」
名前も知らない――告白の前に名乗られたのだけど、もうすっかり忘れてしまった――私の彼氏になる男は、ガッツポーズをしたり一人で万歳したり飛び上がったりと、喜びを体で表すことに余念がない。
そうそう、これでも私はもてているのだ。月に数回告白されているし、ラブレターだって貰うんだ。メールアドレスを聞かれたことだって数え切れないし、教えた覚えのない男からのメールもしょっちゅう。
だから、それら全てを一刀両断につっぱねてきた私に彼氏ができたことなんてあっという間に広まる。明日の朝には、校内の大半の人は知っているだろう。この男の様子だとすぐに周囲に報告をしに行くだろうし、私も「内緒にしてね」なんて言わないし、友達に聞かれたら否定しない。
つまり簡単にあいつの耳にも入るってこと。私を好きなあいつに、あいつの好きな私に彼氏ができたって。
もう、想像するだけで笑いそうになる。悲しいって思うのかな。悔しいって思うのかな。あのポーカーフェイスにどうやって感情を滲ませるのかな。
目の前の男につられるみたいに、我慢できなくてやっぱり少し笑ってしまった。
私があいつを一心に見つめていたときは全然気付かなかったのだ。
でもある時唐突に気付いてしまった。それは前みたいに頭の中があいつだけだった時ではないし、授業中も盗み見るような熱心な感情からではない。
あいつも私が好きなのだ、と気付いたとき。
それは、私の愛情が冷めて、冷静になったからじゃないか。
客観的に私とあいつを見られてしまうような、冷静さを取り戻してしまったからではないか。
だから嬉しかった。あいつも私を好きでいてくれたんだってことが。
だから悲しかった。自分の冷静さが、愛情が薄れてしまったんじゃないかという迷いが。
だから苛立った。あいつか私が好きって言えていれば、何の問題もなく私たちは幸せな恋人になれていたのではという取り戻せない未来が。
それでも私はあいつの反応が気になる。どんな悔しい顔をするんだろう。どんな視線を私に向けるのだろう。或いは、向けなくなるのだろう。わくわくする。
やっぱ私って、あいつのこと好きなのかしら。分かんない。…分かんないや。
でもそれはきっと、好きだから構ってしまう、ちょっかいを出したがる、というような小学生みたいな行動からで、恐らく恋愛初期の感情に近い。
それが少し、悲しい。
悲しくて、おかしい。
end.
ほぼ一発書きの数時間クオリティ!流石ですね。意味が分からないですね。
桜水はこんな沖神も好きだってはなし。ラブラブばかり書いてたって楽しくないからね。
たまには神楽が沖田を困らせる、悲しませる話があったっていいじゃない。創作だもの。
カラスがカーカー鳴く黄昏時のことでした。
歌舞伎町の片隅の、寂れた小さな公園のブランコをキィキィいわせてこぐ少女がいた。
口には同世代では滅多に好む者が居ない駄菓子をくわえ、右手でブランコを掴みながら左手には日傘を持ち、その傘はとても大きいのに、器用にそこに座って、そこで揺れていた。
少女は無表情で、淡々と、膝を延ばしたり曲げたりしている。
いつも缶蹴りをしたり、一緒に駄菓子を買う子供達はもう居ない。少女がブランコをこぎ始める前、各々の帰る場所へと戻って行ったから。
じゃあね、バイバイ、また明日。
そう言って、別れたから。
少女は引き留めることをしなかったし、出来なかった。少女は少女だったからだ。
キィキィとブランコをこぎながら、少女これからどうしようかと考えた。
そのまま万事屋には帰れなかった。静かに反省もした、謝ろうとも思う。しかし素直になれないのだった。
あれー、どっかのチャイナじゃねぇかィ。
そんな時、聞き覚えのある声が傘ごしに聞こえてきた。
何してんだ、こんな時間に、と言いながら男は隣のブランコに座った。
かっちり着込んだ隊服は夕焼けに染まったブランコと酷く不釣り合いな気がして、少女は顔をしかめた。
(数日の後、少女は思い直す。不釣り合いで当然である!仮にもその隊服は江戸のヘイワを守るべく存在する奴らが着るものなのだから。その隊服でこんな小さな公園のブランコに乗っているとはどういうことか!)
いいだロ、今乗りたいからブランコに乗ってるアル。邪魔すんなボケが。
少女は普段通りの毒舌で男の問いに答えた。
キィキィと鳴る少女のブランコの右から、キーコーと男のブランコから音が鳴る。速さも違えば音の高さも大きさも違う。
特に少女の毒舌に驚くことも怒ることもなく、男はあっそ、と返した。そしてブランコをこぐ。次第にブランコが少女のより大きく弧を描き出す。
キーコー、キィ、キーコー、キィ。
誰も居ない公園で二人の乗るブランコだけが音を奏でていた。二人はお互いを見るでもなく話し掛けるでもなく、ただブランコをこいだ。ただ、お互いの存在は確かに、ひっそりとだけれど意識していた。
少女はそのうち足を動かすのをやめ、振りの小さくなるブランコに身を任せるだけにした。
膝を曲げて足が地に着かないようにし、背中から降り注ぐ夕日に映された己の影を見つめた。どうしようもなかったのだ。ここを動くことも出来なかったし、隣に居る男と二人してブランコをこぐのも嫌だった。
どうしたもんかと考えるうちに自然にブランコは0の地点へと戻って行く。音が小さくなってゆく。キィ、キィ。
ブランコがもう鳴かなくなろうとしたとき、隣の男が静かに口を開いた。
万事屋の旦那が探してたぜ。あのでかい犬と一緒に。
キーコー、キーコー、キィ。
反射的に男を見上げた。いつの間にか立ちこぎをしていた。膝を屈伸させてブランコをこぐ動きに合わせて、腰にさした刀が揺れる。馬鹿みたいに大きい軌道をブランコで描く。
怒ってないから帰ってこいって、見かけたら伝えてくれって言われてねィ。
俺、律儀だから。
きつく叱りすぎました、反省してます、だからとにかく帰ってこいだとさ。
キーコー、キーコー、ガチャン。
時折鎖がもう堪えられないと悲鳴をあげる。それでも男はこぐのをやめなかった。
不安定なブランコに身体を預けて、キーコー、ガチャン。
少女は、その音をもっと聞いていたい気がした。
けれどそれは自分の恥ずかしさと照れ、そして素直になれない部分の裏返しであることを知っていた。本当は、帰る場所へと駆け出したいのだ。それが出来ない自分に歯軋りをしたくなる。何故、それが出来ないの。
帰らねぇの?
右からの声に少女は身体を強張らせた。その疑問に返す理由が浮かばなかったからだ。自分は走り出したいのだ。あの温かい家へ。
けれどどんな顔をして帰っていいのか、少女は分からなかった。どんな顔を、あの人達に見せれば、いいのだろうか。あれだけ我が儘を言った自分に、帰ってもいいといってくれた人に、どんな顔で会えばいいのだろう。
そしてもう一つ帰れない理由があった。ここを離れる、その為にはその声の主に礼を言わねばならないのだ。それがどうしても自分には、自然に円滑に行えない。そしてそのきっかけが掴めない。
何をどう返そうか、と悩む少女に、暫くの後、再び声がかけられた。
あぁ、もしかして迷子?道が分かんないの?
嬢ちゃん、俺が家まで送って進ぜましょうかィ?
その明らかに笑いを含んだ声に、反射的に立ち上がる。
ば、馬鹿にすんな!
ちょっとブランコが名残惜しかっただけヨ!
帰れるアル!
右を見れば、それはそれは楽しそうにほくそ笑んでいる男と目が合い、少女は思わずたじろぐ。再び腰掛けていたらしく、先程まで見上げていた姿がすぐ近くにあったのだ。揺れもごく普通のものになっていた。鎖もただ擦れる程度の音しか出していない。
子供みたいに足を揃えて、伸ばしたり曲げたりするその男は、少女が突然大声を出したことにも、立ち上がった事にも、ちっとも驚かなかった。
あぁそう、それならいいけど、とやわらかく微笑んだだけだった。
少女はそのまま歩を進める。
その揶揄の意図が分からない訳ではなかった。微笑みの中の優しさに気付かなかった訳でもなかった。ただどうしていいか、見当がつかなかったのだ。
少女は自分が少女であることを情けなく思った。
ゆっくりとだけれど、確実に自分の足はこの場から離れようとしている。
言わなくてはならないことを、言いたいことを、言えぬまま。
だって、帰って来いって言われているから。帰らなきゃいけないんだ私は。…なんて、自分に言い訳をしてみたり。どうしようもない、どうしようもないんだわ、私が。
でも、今日帰れなかった原因は何?
自分が素直になれなかったからではないか。ごめんなさい、その一言が言えなかっただけではないか。
今この男に言うべきことを言えないならば、また同じことを繰り返すだけではないか。
何も変わっちゃいない。それは嫌だ。
素直になるということ。少女は思うまま、自分の気持ちを伝えればいいのだと気付く。
たった一言、伝えればいいのだ。
振り返る。ブランコに座る男を、自分でもわからない表情で見つめる。
ありがとう。
言い終わるか終わらないかの時点で少女は走り出していた。その後、ブランコに座る男が発した一言は聞こえていなかった。
end.
…パソコンに書きかけのまま残っていたシリーズその1。
とある一節書き加えた以外はそのままです。(何かそこだけ浮いている気がする…)(けど多分私しか分からない…)
更新日時見たらなんと2009/07/26でした。二年以上前…ワロタwwワロタ…