のこりもの、不良品、戦略不足 (別名ゴミ箱)
小説と言えないものたち。 基本書きかけ・中途半端・続かない。 続きが閃いたら書くかもしれない。 コメントは大歓迎です。
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「俺は一生好きだ、とかいう言葉が嫌い。
ずっととか一生とか、その大きい括りが嫌いなんだ。
先の見えない未来を、ずっととか一生という言葉で纏めてしまって、しかもそんな不確かなものをさも確かなもののように言ってしまうことが信じられない。
世の中は予測出来ないことばっかり起こるもんだ、と俺は思う。
仮に明日隕石が落ちてきたって、地球が二つに割れたって、お前の目が見えなくなったって、俺が死んだって、言ってしまえば『予測出来なかったこと』というだけで、有り得ない話じゃないんだ。
俺は特に戦場で刀振ってる人間だから、いつ死んだっておかしくないって思ってる。お前だってそうだろ?今日死ぬかもって思った時があるだろ?
だから俺はそんなことは絶対言わない。
言わないけど、とりあえず今は好きだし、明日も好きだ。
一生とか永遠とか、そんな言葉使わなくたって、十分に気持ちは伝わると思ってる。だって大切なのは今だから。今俺がどう思って、お前がどう受け取るかが大事なんだ。
だからそれを毎日言うから、毎日会って、確かめあっていくってのはどう?」
「ばっかじゃないの」
「そんな真っ赤な顔で言ったって、説得力ないよ」
end.
私が会話文を書くとこうなるという例。苦手にしているのが一発でばれますね!
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>>commemt